展覧会は
ブースのテーマはもちろん
構想やらレイアウトやら下描きやら
考えることがいっぱいです。
今回、展示が個々ではなく
ブースごとにテーマが決まっていて
団結してやりましょうという展示方法だったので
いろんなことを一緒に歌舞伎ブースを担当した亜依さんと
相談して進めていきました。
巻物(掛け軸っぽく)というのは最初から決まっていましたが
それをどんな紙で、どんな風に色をつけて、
背景の布の色は?台紙は?
そもそも紙の大きさは何センチ×何センチ?
何度も選択の分岐点がありましてね
その中で一番二人が悩んだのが
手塗りでいくか
出力で行くか
普段、パソコンで仕上げる作品が多い二人だったので
自信の弱い手塗りを選んでしまっていいのか迷いました。
パソコンだったらデータ上で何度も直して、完成したら印刷で済んじゃいます。
パソコンで仕上げるとカッコいい効果がつけれたりするし
そのほうが立派な作品に仕上がることもありまする。
だけど…
歌舞伎だし!
日本の伝統芸能だし!!
絶対水墨画っぽく
墨で一発描きしたほうがカッコいいに決まってる!!!
(最悪失敗したときは出力で何とか…っ)
というわけで手描きを選択。
そんなころに水墨画に触れる機会が偶然あったので、展覧会を見越して参加しました。
(5月8日の記事参照)
応援の一押しよろしくお願いします☆
それと同時に進む下描き。
中でも、
市川團十郎さんと
市川海老蔵さんは
はっきりした顔立ちをされているので
ほぼ一発で土台を描きあげることができました。
この下描きをしている頃
海老蔵さんがブログを始め、ブログにはまり
展覧会用作品が完成した頃
ブログに飽きる
と言うニュースが流れていたっけね…
似顔絵を描くときは、
モデルさんのことをよく知りたいためにアンテナをはりめぐらせているので
こういう大きな情報なんてすぐにひっかかるわけです。
海老様は絵文字を使うタイプなのか…意外・・・
とかね。
海老蔵さんのブログはこちらからw
そしてこの画像の一番左にある下描き。
この方の似顔絵に
この後
一番苦労させられることになるとは
このときはまだ思いもよらなかったのでございます……
(よく見ると名前書いちゃってるけどね)
このこのこの。
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